2011.05.16 UP
行け!自民党おぼっちゃま軍団!!!
外国のメディアは、概して日本の政治家の震災後の対応に相当辛い点数をつけている。それは日本のマスコミとそれほど変わらないのだが、違うのは野党や民主党内の反政府勢力に対して特に厳しい視点を持っているところ。
たとえばエコノミストの今週号では、管下ろしに熱中する鳩山前首相と自民党がやり玉にあげられている。 鳩山氏については、自身が an abysmal prime minister (救いようのないほど無能な首相)だったことなど、まるでなかったように管内閣へのクーデターに熱中していると指摘する。しかもこの非常時に。全くそのとおりだ。
自民党については、この党が2009年まで半世紀にわたり政権を握っていたこと、したがって原子力産業における手ぬるい安全基準に重大な責任を負っていること ( bears a large share of the responsibility for lax safety standards in the nuclear-power industry ) を指摘したうえで、この過去がまるで無かったように、問責決議案やら管首相早期退陣やらを画策しているのはどういうことだ?!とエコノミストは言う。全くそのとおりだ。
鳩山氏についてはどーでもいー。所詮終わった人。 問題は自民党。外国のメディアが指摘している、この政党の過去の行政に関する責任を、自民党の政治家たちがしっかり認識し、謝罪すべきは謝罪するところからやり直すことだ。そうしたら彼らの現政権に対する批判は格段に説得力を増すだろう。
だがそれは無理だろう。現在の自民党の屋台骨を支えているのは2世議員たち。彼らが自民党の過去の非を認めるということは父親の不徳を認めることになる。万一本人に謝罪する気があったとしても後援会が許すまい。だから、結局自民党は、過去を棚に上げるしかないだろうね。
ボクは、自民党一党支配時代は暗黒の時代と思っているので、潔い自民党にはなってもらいたくない。だから、谷垣、石原(伸)、小泉、その他、自民党二世おぼっちゃま軍団よ、福島原発も、1千兆円になんなんとする政府の累積債務も、山積する内外の難問も、すべて2年にも満たない民主党政権のせいにして、管直人の首を狙え!
そうすればボクの夢=自民党万年野党化計画は着々と現実に近づいていくだろう。
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