2011.02.11 UP
オーストラリアにひとり経済制裁!
ボクは、牛丼は吉野家にしか行かない。吉野家はオージービーフを使わない、と聞いたからだ。
オージービーフに恨みはないが、オーストラリア人の反捕鯨論は許せなくて1人でこの国に経済制裁を発動する決定を下した(あまりに小さな経済制裁だが)。
ボクが特に許せないのは、捕鯨問題の後ろに見える日本人に対する蔑視だ。日本のメディアではほとんど触れられていないが、日本人を形容するときに頻繁に使われる形容詞に “conformist”(事大主義[権威、権力に盲従する]の, 体制順応主義の、集団主義の)がある。
日本人は集団でいるとプリウスだのブルーレイだのそこそこ面白いものを作れるが、個人では何もできない、何も考えられないつまらない連中だ、というわけだ。
鯨は人間並みの知能を持ち、そのすべての種が絶滅にさらされている。でも、日本人はconformist の集団だから、大手水産会社やその息のかかった政治家や官僚から「鯨を殺すことに何の問題もない」と言われると、1億2600万人全員が信じてしまう。
なんとか連中を教育してやらねばならない、そのためにはシーシェパードの実力行使もやむを得ない、というのがオーストラリア人の反捕鯨論だ。
ボクは日本語で考えているときは左翼だが、英語で書いたり話したり聞いたりしているときは、カゲキな愛国者になってしまう。つまりボクは日本を悪く言うことについては大きく反応する英語右翼だ。
捕鯨問題だけではない。日ごろ英字新聞や英語雑誌を読み漁っていると、いやでも日本関係の記事が目につく。英語右翼の脳みそを茹で上げるようなヒドイものもあれば、なかなか説得力があって、「やられた!」と思うものもある。
このブログでは、そんなボクが拾った「日本は外国からこう見られている!」を紹介していきます。一人でも二人でもいい。日本の若者たちに読んでもらえたら、と思う。
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