2011.02.25 UP
日本の有罪判決率は、怪しいほど高い!
ボクの渾身の一冊「イングリッシュ・モンスターの最強英語術」が売れ行き絶好調!なので集英社が開いてくれた食事会でプレゼントされた「“赤いきつね”と“緑のたぬき”の英語上達マシン~ゴールドバージョン」を着けてご満悦!の菊池です。
先日、恐れていたある言葉をエコノミストで見つけてしまった。それは conviction rate (有罪判決率) だ。
”Japan has a fishily high conviction rate, at 99.9%” (日本の有罪判決率は、怪しいほど高い99.9%である。) と。
逮捕されて裁判にかけられるとどのくらいの割り合いで有罪判決になるか、が conviction rate 。日本では逮捕されたらほとんど有罪になる、怪しい……という記事だ。
確かに日本の有罪判決率 ( the Japanese conviction rate )は本当にイジョーに高い。
ボクのまわりの外国人はよく勝ち誇って言う。「先進国の conviction rates は、6割から高くても8割台なのに日本だけ99.9%。日本の裁判は形式でしかなく、検察官が密室で事実上全てを決めてしまうからほとんど有罪になる。日本は裁判制度すら整っていない後進国だあっ!」と。
大阪地検特捜部の証拠改ざん、被疑者が密かに録音した大阪府警の警官によるヤクザまがいの取り調べ、取調室にカメラを入れて可視化しろ! の声が高まる状況では、英語右翼のボクでも反論できない。グーの音も出ない。世界にさらすニッポンの恥だ。
学生諸君、特に法学部の君、ボクの精神衛生のため、立派な法律家になって日本の有罪判決率を下げてくれい!!!
ちなみに、conviction は有罪、という意味ではTOEICには出ませんが、信念とか説得という意味で主にリーディングで使われます。
さらに同語源のconvince (確信させる) convinced (確信して)もよく出題されます。
菊池健彦Takehiko Kikuchi
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